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2020.12.09 研究

原発性アルドステロン症の診断における機能確認検査についての論文がThe Journal of Clinical Endocrinology & Metabolismに掲載されました。

原発性アルドステロン症の診断における機能確認検査の結果が乖離する意義についての検討(内分泌糖尿病研究室 福元多鶴先生 他)が、Journal of Clinical Endocrinology & Metabolismに掲載されました。

 
現在のガイドラインでは、原発性アルドステロン症の診断において1つ以上の機能確認検査を実施することが推奨されていますが、その結果が乖離した場合の臨床的意義は確立されていません。本研究では、当科で経験した診療成績をまとめ、検査結果が乖離した症例の多くが副腎静脈サンプリング検査による病型診断で両側性と診断されることを明らかにしました。今回の報告が、原発性アルドステロン症の診断の効率化や治療法選択の最適化に貢献することが期待されます。ご興味のある方は下記よりご覧ください。
 
33165595PMID
10.1210/clinem/dgaa812DOI: 

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