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2020.06.16 研究

膵神経内分泌腫瘍に関する論文が受理されました。

膵神経内分泌腫瘍(PanNEN)の長期予後に関する論文(膵臓研究室 藤森尚先生他)がPancreatology誌(Pancreatology 20: 709-715, 2020)に掲載されました。

神経内分泌腫瘍(NEN)は希少疾患ですが、近年患者数が世界的に増加しており、全身に発生すること、若年者に多いこと、など臨床的課題が多く残されています。当科では膵臓研究室を中心にこれまで多くのNEN症例、特にPanNEN症例を経験してきました。新たな病理分類(WHO2017年分類)に基づいて、過去の約30年間にわたる多数例の診療成績を纏め、今回報告しました。PanNENの自然経過や今後の治療戦略を考える上で重要な情報を得ることができます。興味のある方は以下よりご覧ください。

PMID: 32360001 DOI: 10.1016/j.pan.2020.04.003
期間限定リンク(2020/7/22まで公開):https://authors.elsevier.com/a/1bAKf53tct42K8

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