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2026.04.16 お知らせ NEW
第17回 九州大学医学部 第三内科同門会 女性医師の会 「すずらんの会」総会を開催しました。九州大学医学部 第三内科同門会 女性医師の会 「すずらんの会」
令和8年3月1日、第17回九州大学医学部 第三内科同門会 女性医師の会「すずらんの会」 総会をホテルモントレラスール福岡で開催いたしました。昨年に引き続き同会場での開催となり、29名の先生方にご参加いただきました。
総会では来賓として第三内科同門会会長の梅田文夫先生、小川佳宏教授よりご挨拶をいただきました。また、本年度より会長に就任されました的場ゆか先生からも就任のご挨拶として、すずらんの会のこれまでの歴史や、一時中断されたのちに再開され、時代に合わせて懇親の会から女性医師のキャリア支援の会へと形を変えてきた経緯についてお話しいただきました。改めて、会員同士の交流の大切さを感じるとともに、本会の活動に対する理解とご支援に感謝の気持ちを深める機会となりました。
特別講演では琉球大学大学院 医学研究科 先進ゲノム検査医学講座 准教授の今村美菜子先生より、「30年前の私に伝えたいこと」というテーマでご講演いただきました。今村先生は、1995年に九州大学医学部ご卒業後、第三内科糖尿病研究室に所属され、学位取得後の2003年より米国ベイラー医科大学 分子生物学講座(内分泌部門)にご留学、7年間米国に滞在されました。帰国後は理化学研究所ゲノム医科学研究センター、2015年より現職の琉球大学にて、一貫して研究を継続されています。脂肪細胞を用いた分子生物学的研究より始まり、全ゲノム解析を用いた「生活習慣病の遺伝要因の解明」をテーマにした現在の研究に至るまで、その歩みをご紹介いただきました。そして、30年前は女性医師に活躍の場はないと思われていた時代ですが、これまでの多彩なご経験を通して、「今は逆風が吹いていても時代の変化とともに状況も変わる。状況が変わらなければ、変えるための行動を起こせばよい。自分の信じる道を進み、困難を乗り越える経験は自身の成長の糧になる。はじめは自信がなくても挑戦すると、役割と責任が人を育てるものである。」という印象的なメッセージを伝えてくださいました。さらには「世の中の動きを捉える努力を続けることで、社会を支える一員として、大局的な視点を持つことにつながる」ということも教えていただきました。参加者ひとり一人、それぞれの立場で困難を抱えているなか、激励と勇気をもらえる講演でした。
懇親会では前すずらんの会会長 岡田康代先生より乾杯のご発声をいただき、日頃それぞれの職場やご家庭で奮闘している会員が近況報告を行いました。女性医師のキャリア支援は女性のみではなし得ないことから、女性医師を家族に持つ、あるいは、女性医師とともに働いている、特に指導的立場の同門の先生方にも広くご案内したところ、医局長の田中正剛先生を含め3名の男性医師にご参加いただきました。さまざまな立場や視点からの交流が生まれ、大変貴重な時間となりました。また、今村美菜子先生のご講演から感銘を受けた前向きで意欲的な意見も多く寄せられ、今後の展望について話し合うなど、話の尽きない和やかな懇親会となりました。
今後も、より多くの先生方に気軽にご参加いただき、有意義な時間を過ごしていただける会として継続していけるよう工夫を重ねてまいります。引き続きご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
(文責 第17回当番幹事 加来真理子、鈴木静)